文鮮明先生の教育哲学 - 第5章 - 教育に全生涯を捧げた文鮮明先生

무지... | 20180620202843

第五章 教育に全生涯を捧げた文鮮明先生

一 文鮮明先生が人類の教育に立ち上がった理由

 人類のために私が真なる教育をしなければならず、真なる愛を教えてあげる先生にならなけれぱならないというのです。それは何かというと、神様がなさることです。神様は体がありません。ですから、体のある人が必要なので、そのような人さえ現れれば、「私の代わりにしなさい」とおっしゃるのです。

 それで今日、統一教会は、神様が願われる世界を代表して、神様の代わりに登場したのであり、それゆえに、統一教会員を訓練して、世界を代表して神様の代わりに、父母の立場で愛を施す人にしようと思うのです。父母の愛を中心として教育しなければなりません。統一教会に入ってきてみ旨を知るようになれば、素晴らしい君子になります。「私は一度世界を愛さなければならない」、そのようになります。それは良いことです。立派だというのです。神様の代わりに教育し、神様の代わりに愛してみようというのです。(一〇二-二三八、一九七九・一・一)

 私は、人類と神様の究極的な理想である地上天国を実現するために、統一運動を創設しました。私たちの運動は、すべての人間の努力を傾注して宗教を復興させ、人間を教育する運動です。私たちのような霊的な運動が、他の関心事や方向を宣言した既成の勢力からの反対に直面したのは、歴史的に不可避なことだったのです。すべての宗教運動は、最初から激しい迫害と敵意を呼び起こしました。その運動は、このような困難を克服することによってのみ、未来世界のための主流思想と指導力になることができたのです。ユダヤ教、キリスト教、さらには民主主義と共産主義までもこの類型的な例でした。(一二九-二九八、一九八三・一一・二五)

 東洋の韓国から来た私が、神様のみ旨を中心として、積極的にアメリカを目覚めさせようとするとき、既に信仰的基盤が崩れていたので、悔い改めて従ってくる代わりに、誹謗し謀略する反発と抵抗がどれほど強かったでしょうか。私が受けた天命は、準備された基盤をもって目覚めさせる教育をし、駄目ならば勝手に放棄することができる、そのような性質のものではありません。私自ら、去る十三年間、激しい迫害と冷遇を受ける中でも、神様が理想とされる世界を代表して「ため」に生きる個人、そのような家庭、そのような氏族の代わりとならなければなりませんでした。そして、アメリカの若者たちの前に、私が実践して手本を見せることによって、神様に従い、世界を代表して「ため」に生きることができる家庭と氏族を編成しました。それは、アメリカと全キリスト教に代わって、世界のために生き得る新しい天民を育成していく作業でした。

 去る三十年間、私は第一に、神様を中心とした理想の普遍化と教育のために、全世界の学者たちを動員して、うまずたゆまず努力した結果、既に百カ国以上で確固たる思想的基盤を構築しました。第二に、地上天国の理想は、霊的な要求だけで成されるものではないので、技術と先端科学分野の発展のための投資と努力を継続し、驚異的な成果を収めました。第三に、神様のみ旨を地上に実現するための世界的な経済基盤を確保し、各種の経済活動と未来の金融秩序のための国際協力方案を模索、研究しています。第四に、正しい言論によって社会を教導するために、世界的な言論機関を育成しました。これ以外にも、多方面にわたって創意的な活動を積極的に展開しているのですが、これらのすべてのことは、神様のみ旨を地上に実現する課題と直接関係があるものです。(一三五-二三六、一九八五・一二・一一)

 愛の公的世界だけを立てるために、歴史始まって以来、今まで生涯を捧げてきました。去る六十六年間の生活自体を、私的生活ではなく公的生活をしてきてみると、世界的に有名になりました。今、大韓民国も私の手助けが必要であり、アメリカも私の手助けが必要であり、日本も私に世話にならなければならず、中国も私に世話にならなければなりません。すべて終わるというのです。あと残されたことは教育です。それで最近、私たちは教育しているのです。私は、私の行くべき道が忙しいのです。(一四〇-三二二、一九八六・二・一四)

 今日、私たちは、どのようにしなければならないのでしょうか。私個人は、神様を愛し、人類を愛さなければなりません。「人類を愛した」という表題と「神様を愛した」という表題を成就しなくては、その答えを出さなくては、神様の前に行く者がいません。それゆえに、今まで先生も人類を愛してきたのです。アメリカの国は怨讐の国ですが、愛するのです。監獄に入っていき、法廷闘争をしながら「ワシントン・タイムズ」をつくり、アメリカのために彼らを教育し得る機関をすべてつくっておきました。すべての人類を愛さなければなりません。ですから、私たち統一教会の五色人種が私を好むのです。(一四七-二一四、一九八六・九・二一)

 先生は、今でもそうです。祝福対象者たちを集めて、夜を徹して教育しているので、今でも疲れがとれていません。しかし、私が果たすべき責任を中心として見てみるとき、どれほどすべきことが多いか分かりません。ある時は、ジープに乗りながら居眠りしてしまう時があります。私は、居眠りする時も、「私は誰のために居眠りしているのか!」と考えます。自分が豊かに暮らすために居眠りしているという時は、それは恥ずかしいことです。自分の息子、娘のためにそのようにしているのならば、天地の前に面目が立ちません。しかし、天地のためなのでかまわないというのです。(一五八-一三九、一九六七・一二・二六)

 人生問題において誰よりも苦労した人がここに立っている人です。神様がいらっしゃるのか、その有無に関することを、自分で触ってみて、体験するまでは信じることができません。くまなく解き明かして、理論体系を中心として教育することによって、どのような知性人でも三泊四日で教化して余りある、三泊四日ではなく一日で教化して余りあるこのような実績をもっています。この素晴らしい武器は、大韓民国を代表して世界を指導することができる武器だ、ということを大韓民国は知らずにいます。知らないので、今からは知るようにするのです。誰が出てきてですか。大韓民国の人ではありません。西欧の人たちが来て教えてあげるのです。(一六三-一二三、一九八七・四・一九)

 共産主義は、政治をしますが、世界に利益になるようにしようという概念はありません。共産主義は、共産主義絶対理念の標準のもとで、共産主義の利益基盤拡大を通して自由世界の基盤を弱化させ、共産主義の拡大圏内に追い込もうというのが問題なのです。これは、情報世界の不均衡です。それでは、今後、何がこの均衡を正してくれるのでしょうか。それは、道義的な教育です。ところが、今、道義的教育をすることができません。

 それゆえに、影響を与えることができる世界的な言論人たちを一つにして、アメリカやソ連が、自らの利益を中心としていこうとすることにプレーキをかけなければなりません。そのように世界に公表して、その均衡をとり得る方法として宣伝しなければならないのですが、それができずにいます。今、それが問題です。それで今、私が言論界を教育しているのです。それが言論人大会です。ですから、ソ連に関してよく知り、アメリカに関してもよく知らなければならず、ヨーロッパに関してもよく知らなければならないというのです。第三世界に関しても、アフリカや南米の実情に関してもよく知らなければなりません。それを暴いて、今まで言論人たちが報道した事実は一方的な報道だった、ということを知らせるのです。

 世界の利益を考慮した立場や、公的な立場でせずに、自分の利益、二国の利益、一社会の利益のために報道したので、世界に致命的な損害をもたらしてきました。この均衡を正してあげなければなりません。ですから、今後、言論機関がこの世界を教導しなければなりません。言論機関が一つになって世界を教導しなければならないのですが、それは、言論人だけではできません。それで世界的な学者、全世界の学者たちと言論人が一つになり、一つの指導体制をもたなければ、一般の人が信じません。言論界は、既に世界が不信する段階にあるのです。しかし、教授たちは信認するのです。それで、有名な教授たちを中心として、言論界を連結させ、今後人類が向かわなければならない新しい方向に教育するのです。

 これを一つの指導的な教育センターとして残し、頂上会談のようなことをするときも、ソ連の力だけでするようにしてはならず、またアメリカが自分の利益のために、世界に不利になるように問題を解決させてはいけないというのです。ですから、世界が損害を被ってはいけません。頂上級の国家元首たちに指令を出して、会談をコントロールすることができるような体制をつくらなければなりません。それをしようとすれば、現在の言論界ではできないので、そこに世界的な学者たちを連結させて、公証された立場で明らかにしながら教導していかなければなりません。私たちは、そのようなものをつくらなければなりません。

 それで私がすることとは何かというと、言論人と学者たち、有名な人たちを集めて協会組織をつくり、方向性を世界に向かうように教えてあげるのです。そのように組織すれば、左右に分かれて争っていますが、「じっと聞いてみると、そうでなければならない」と言うのです。それで、世界の公益のための言論をつくろうと思います。しかし、そのようにするためには、これだけではできません。今、それを誰も公証しません。人々が公証し得る結果をもってこようとすれば、十年、二十年の歳月が必要です。ですから、ここで最も重要なことは、学者たちを中心とした言論人たちが、その主流をすべて変えなければならないということです。それで今、私がアメリカでそれをしているのです。(一六五-一六〇、一九八七・五・二〇)

 今日、文先生が祖国統一を願うのは、滅びざるを得ない国家背景を中心としたものではありません。歴史始まって以来なかった、超国家的で、神様が取り戻そうとされる祖国光復のための途上において、すべてのものを消化し得る思想的体系を備え、論理的な教育を通して変化し得る、社会を吸収、消化し得る主体思想を備えた人をつくっていこうというのです。ですから、共産主義が問題ではなく、民主主義が問題ではありません。それで共産主義が私を恐れ、民主主義が私を恐れるのです。丸ごとのみ込んでしまうと考えているのです。(一七二-四一、一九八八・一・三)

 私たち人類は、思想的な葛藤を克服し、道徳性を回復した基台の上に、国際協力を通した愛の地球村家族理想を実現しなければならないという課題を抱えています。長い歴史を通して、人類の精神文化を創出してきたアジアにおいて、新しい時代を指導する理念が出てこなければならないのですが、それが正に私が主張し、世界的に教育している「神主義」です。(一九三-三二二、一九八九・一〇・一二)

 レバレンド・ムーンが共産党に反対し、共産党に勝利すれば、どのようにするでしょうか。そのような問題を考えてみるとき、共産党をたたきつぶすのが目的ではありません。共産党をたたきつぶして何をするのだろうか、そのようなことをすぐに考えるのです。どのような対策を中心として共産党と闘争するのかというのです。滅ぼすことが目的ではありません。その後の問題をどのようにするのですか。それで、今は、日本をして教育させているのです。

 今までは、私がアメリカを教育しましたが、これからは、共産世界や民主世界や国家の最高峰を中心として後援会をつくり、全世界の人々を引っ張ってきて教育するのです。私たちが行う教育を凌駕する者はいません。それは、既に判定勝ちしました。アメリカの議会でも、すべて終わりました。このような立派な武器をもって、天下を掌握することができず、天下を一つにすることができなければ、指導層の実力が不足なのです。頭が不足だからです。そのような時が来ました。

 アメリカでも、有色人種を結束させるのは私しかいません。それは、黒人からスパニッシュ系、アジア系、ヨーロッパ系、アフリカ系を問わず、すべてそのようにできるというのです。今まで私がしなかったのは、なぜでしょうか。それをすれば、ケネディ大統領とキング牧師が暗殺されたようになるのです。それを知っているので、しなかったのです。ソ連を押さえておいて、アメリカ政界の指導者たちの名前を引き合いに出してすれば生きるのです。今、そのような時が来ました。ですから、教育をしなければなりません。アメリカでも、毎年四千人ずつ教育しています。今、五年目の教育を行っています。ですから、指導層は、すべて知っています。知らない人がいません。(二〇一-二四五、一九九〇・四・二八)

 私たち統一教会は、座れば教育します。先生は、会えば教育します。話をすれば、夜の十二時を過ぎます。すると、私のことを引き合いに出して、「先生、お年を召して疲れていらっしゃるので、もう十二時を過ぎましたから中に入ってお休みください」と言いながら、さっと立ち上がるのです。「あなたは、自分が疲れて休みたいから、先生を口実にして立ち上がったのではないですか。座りなさい!」と言えば、その人は顔を赤くして座るのです。そのように恥をかいて、面目を失う指導者が多いのです。教えてあげようと、どれほど血と汗を流したか分かりません。(二〇三-三〇九、一九九〇・六・二七)

 今ではもう、韓国全体において、教育問題を中心としては、私たちでなければならず、共産党や思想的世界において、腐敗した社会を正すのは統一教会の理念でなければならない、ということは既に決定された事実です。そのような時になったので、「真の父母宣布」が可能なのです。(二〇四一九五、一九九〇・七・一一)

 今日まで聖人たちが現れて、対社会問題を扱ってそれを整備する教育をしましたが、自分自身をきれいに整備してこれを祭壇で燃やし、新しい花畑に種として植えて香りを備えた実を刈り取り得るこのような花畑をつくりなさい、このように教えてあげた人はいません。今、文先生が現れて初めて根本を探し出して、「世界平和を願う前に自分自身の心と体の統一を成しなさい」と言うのです。(二〇六-八三、一九九〇・一〇・三)

 皆さん、「アメリカン・リーダーズ・カンファレンス」(American Leaders Conference)、「アメリカ指導者協会」というものを中心として、世界の優れた人をすべて、いわゆるオピニオン・メーカー(政策決定者)、自分が一番優秀だという人たちを集めて教育をしてきたのです。その人たちの頭の方向を変えなければなりません。五十億人類の頭の方向を変えようとすれば大変です。五十億人類の国家を支配しているのは、五十人にしかなりません。その約五十人の頭の方向を変えておけば、世界は回っていくのです。そのような体制をもって教育してみると、今アメリカでレバレンド・ムーンの思想を凌駕できるものはありません。哲学思想であれ、宗教思想であれ、理論的に凌駕することができません。(二一〇-二〇八、一九九〇・一二・二三)

 「頭翼思想」は、文総裁の思想ではなく人類思想です。神様の思想が人類の思想です。文総裁個人の思想ではなく、統一教会のための原理ではありません。それは、万民がもつべき原則的な道です。文総裁が霊界を通して預言者的使命を果たすことによって探し出されたものです。それは、文総裁の一族のためのものではなく、万民のためのものです。万民のものです。大学教授から中・高等学校の校長たちがすべて理解して、挙国的な人類教育の方向を備えるための原理です。文総裁の原理ではありません。そうであってこそ、既成教会から自由になるのです。統一教会の教理ではありません。(二一四-三四一、一九九一・二・七)

 私は、世界第一の反共指導者として知られてきました。しかし、政治的、経済的目的による反共運動ではありませんでした。私は、共産思想自体の非真理性を批判し、その代案を提示する教育的勝共運動を展開してきました。(二一九-一二三、一九九一・八・二八)

 人間と神様を一体化させたその功労の中心は、先生です。これは普通のことではありません。今まで、聖人の教えは、外的なものを収拾するものでした。外的な理想をこのように教育するものだったのです。しかし、いくら教育をしたとしても、心と体が闘っているという問題は解くことができませんでした。(二二四-一六四、一九九一・一一・二四)

 先生は、十二時間、十七時間までも伏して祈祷しました。そのようなことに耐えて、すべてを探し出したのです。十年を越えて、悲惨な中で涙を流して痛哭しました。それに比べれば、皆さんはどれほど楽ですか。皆さんが先生と同じ立場に立ったと考えてみてください。いつどこでも教育するのです。それをどのように相続するのか、それが神様と真の御父母様が願うことです。眠ることができず、食べることができず、寝ること、遊ぶこと、食べることをすべて忘れて、どのようにすれば昼夜教育することができるかということが、先生の一生の課題でした。皆さんが先生のあとに従ってきて一つになろうとすれば、そのような目的をもっていなければなりません。先生が行った道に従って行かなければなりません。(二四六-七九、一九九三・三・二三)

 私は、復帰摂理の先頭に立ち、ここまで開拓してきました。今からは、貧民たち、食べることができずに貧しく暮らす、死にゆく人を標準として、その人たちを生かすことができるモデルをつくっておこうと思います。これが先生の最後の事業です。

 金剛山も、金日成が部下に指令を下して私に譲ってくれましたが、今までそこに関心を傾けずにきたのは、それよりも教育が優先されなければならないからです。教育が優先されなければなりません。文総裁は、思想的基準を中心として、北朝鮮の思想的空白を埋めてあげる責任を果たそうとしました。ソ連でも同じです。(二六七-四〇、一九九四・一二・二七)

 先生は、どこに座っていても、一生の間教育をします。どこに行っても教育します。そのように生きるのです。そのように生きれば、心に負い目を感じません。負債がありません。語る時には、汗を流さなければなりません。涙を流さなければなりません。力が力を創造します。精誠が精誠を創造します。先生は、原稿をすべて自分で書いてはっきりと知っている言葉であっても、講演する日になれば、五回以上精誠を尽くして準備しなければなりません。(二七九-一三一二、一九九六・九・二二)

 私が執り行う三億六千万双祝福結婚式の第一次儀式は、私が生涯を捧げて理想家庭に関する教育をしてきた結実の一つです。祝福の式に同参する者は、既に神様の前に婚約し、神様の真の愛を中心として真の夫婦、真の父母となり、真の家庭を築く人たちです。平和世界実現のために、真の家庭運動を通した歴史的な真の愛の革命をとうとうと進行しているのです。(二九四-六八、一九九八・六・一一)


二 韓民族よ、目覚めなさい

 今日、皆さんは、統一の理念をもって壁を越え、境界線を越えて、三千里半島と三千万民族の前に立ち上がらなければなりません。今の韓国の実情は、道端の青年であっても、捕まえてきて統一理念を教育しなければなりません。そのようなことが起きてこなければなりません。そうでなければ、滅びるようになることを、すぐに感じるでしょう。(一五-三四一、一九六五・一二・七)

 女性たちは、赤ん坊の包み、夫の包みを背負って第二の行軍をしなければなりません。今からは、学校や官公署のような所に行って、その人たちを訓練し、教育しようと考えています。それが失礼ですか。男性たち、考えてみてください。失礼ですか、そうではないですか。若い人たち、どのように思いますか。どれほど良いですか。全員、命を差し出すほど良いですか。考える余地がありません。いい加減な姿勢ではいけません。(一七-一五三、一九六六・一二・一一)

 出ていって闘うときは、父母の資格で闘わなければなりません。すなわち、闘う相手が怨讐だとしても、究極的な意味においては自分の息子と同じです。ですから、私たちの標語は、「父母の心情、僕の体。汗は地のために、涙は人類のために、血は天のために流そう」というのです。そうしてこそ、完全復帰が成されます。このような人をつくるということが、神様の最高の教育指針です。(一七-三三八、一九六七・四・三〇)

 韓民族は、個人的に見ればとても優秀です。世界のどの民族と比較しても、一対一で見たときには、最高に優秀な民族です。ところが、父母たちが教育を間違いました。ですから、実父が教育を正しくできないので、私たちが義父のような立場で連れてきて、正しく教育して立派な人にしようというのです。これを統一教会がしようというのです。(一八-二三七、一九六七・六・一一)

 今ではもう、先生が死んだとしても、「統一思想」は残るのです。このように教会を中心として心配する時は過ぎていきました。ですから、今からは、国のために心配しなければなりません。だからといって、「政治的に何かをするようだ」と考えないでください。違います。教育しなければなりません。思想的な教育をしなければならず、生活的な教育をしなければなりません。このような面で、一九七〇年代には、三千万民族を再教育する運動をしなければなりません。これが神様の望まれる願いだ、ということを知らなければなりません。(二七-二四五、一九六九・一二・一四)

 皆さんは、寝ても覚めてもこの民族、大韓民国をどのように復帰するのか、また北朝鮮をどのように復帰するのかという問題を考えなければなりません。外的な世界が問題ではありません。今後、南北が統一されたとしても、解放以降、北朝鮮の地で育った若者たちをどのように教育するのですか。彼らは、完全に赤化されています。そのような彼らをどのように導くのでしょうか。彼らをどのように教育して私たちの側に立つようにし、私たちの代わりに一線に出ていき、中国の共産党、あるいはソ連の共産党に対して闘うことができるようにするのですか。言い換えれば、どのようにして、彼らをしてアベルの前に自然屈服したカインの立場で、責任をもって闘っていくことができるようにするのかというのです。そのようにしてこそ、韓国の山河が統一されるのです。そのようにしてこそ、南北が統一され、倍達民族(注:朝鮮民族の古風な表現)は初めて歴史的な恨を解き、天の前に一つの主権国家として立つことができ、また世界の前に登場することができるのです。このような運命の道が残っているということを、皆さんは知らなければなりません。(三〇-二一、一九七〇・三・一四)

 私たちが最初に勝共教育を始めたときは、田植えをする農繁期でした。そのような時期に、一週間も農作業をする人たちがいなければ、その村の農業はすべて台無しになってしまいます。そうではないですか。秋や冬ならば分かりませんが、この忙しい時期に何の教育なのかと不平を言って逃げ回るというのです。しかし、今回で十次の教育ですが、今まで成功率が一〇〇パーセントです。また霊界でも協助してくれるようになっています。今の時が、彼らの先祖を動員しなければならないようになっているのです。

 先生が精誠を尽くしたところに対しては、霊界が先生の立場を後援しなければならないので、彼らの先祖たちが協助するのです。それゆえに、その人たちが教育を受けて帰ると、「もう一度この修練所に来たい」と思うのです。(三四-四一、一九七〇・八・二九)

 大学街では、統一運動の傘下にある「原理研究会」が強力な団体として現れています。このように、内外に問題になっていくので、学者たちも自分たちが知らないでいてはいけないというのです。それで今回、クリスチャン・アカデミー・ハウスで、五十五人の学者たちが「統一思想」の教育を受けました。このような内容が新聞に載ったのです。この記事の内容が、また問題になるでしょう。

 これは、統一教会が願ってそのようになったのではありません。彼らが来て、私たちの思想を聞いてみると、「統一思想」こそ今後世界の宗教を統合して余りある真理の内容だ、と思ったのです。また韓国の実情において、さらには、大学街の若い青年たちの価値観問題と倫理問題など、一番の難問題を解決するにおいて、新しい指導理念として遜色ないと考えて、立ち上がるようになったのです。彼らは、すべてを聞いてみて、ただただ喜んでいました。そして、「このように良い内容だということを知っていたならば、立派な教授たちを連れてきていたものを」と言うのです。調べてみると、悪い内容ではなかったというのです。(三九-二六九、一九七一・一・一五)

 四十日修練まで受ければ、大概、自分がみ旨のために命を捧げる覚悟をする段階になります。七日修練までは、原理を聞いて、自分の過去を清算し、み旨の前に働かなければならないと決心するようになります。それで、七日修練の中で、内的に献身を決意するように目標を定めました。過去のすべてを清算することができるように、面接しながら「清算して献身するのですか」と言えば、決意するのです。決意したのちに、二十一日修練では何をするのでしょうか。その時は、み旨のために生命を懸けることができるかということが問題になります。み旨のために一生を捧げることができるかという問題を中心として教育します。そして、二十一日修練が終わることによって、自らが神様の息子であることを自覚します。このような基準まで引き上がっていくのです。

 それから四十日修練は、「唯一であられる神様の代身者になろう」と、それこそ完全に出ていって闘わなければならないと思うのです。神様が復帰摂理をするために、今まで歴史時代の先頭に立って闘ってこられたと同じように、すべての責任を負われたように、四十日修練のときには、自らが神様の代身者だということを自覚するように修練させようというのです。すべての課程をそのように組みます。それで、教育制度から公式化しようというのです。様々なことをやってみて、一番良い方法を中心として公式化するのです。東部の教育制度や西部の教育制度、そしてアメリカの全州の教育制度も同様です。(七五-九三、一九七五・一・二)

 私は、一九六七年度に「北朝鮮五道民を私に任せなさい。彼らを教育しなければならない。彼らは、共産主義の苦味を味わったので、自分の家庭で直接若い人たちに『勝共思想』を教育するようにして、防御陣を張らなければならない」と言いました。その時、韓国の情報部では、「レバレンド・ムーンが、統一教会が勝共組織をつくって北朝鮮の五道民を教育するというのか。ぷぷぷ」と言ったのです。その時に受けた悲しみは言葉にすることができません。そのような悲しみを受けながら、今までこの基盤を築いてきました。

 既に数年前から強調してきたことは、「里の支部長教育を急ぎなさい。七万近い里支部長を教育しなければならない」ということです。これは何かというと、一つの枝です。葉が出てくるためのものが枝です。ここから葉が出てこなければなりません。葉は、里の町民です。その里の人です。これが生きなければなりません。共産党がいう細胞組織です。細胞が生きていなければなりません。葉が虫に食われれば、その木は、枝も枯れ、幹も根もすべて枯れます。ですから、これが設定されれば、七万人を投入するのです。七万人投入は、どのようにするのでしょうか。皆さんは分かりませんが、アメリカで、空軍、陸軍、海軍はもちろん、すべての傷痍軍人の将軍級の名の通った有名な人は、すべてカウサ教育を受けています。そこにアメリカ在郷軍人全体の組織の長まで連結させる運動を促進させています。(一三五-二五三、一九八五・一二・一二)

 今は、様々な面から見ても、人類に新しい春風が吹いてきていることを知ることができます。自由世界の春風、共産世界にも春風が吹いたかもしれませんが、そのような時代はすべて過ぎ去っていきました。すべて失敗したのです。

 今、レバレンド・ムーン主義を中心として、世界に新しい春風が吹き始めました。皆さんの心に新芽が芽生えているのです。それで、韓国の統・班長を教育し始めたのです。花が咲くのに、下の枝から咲きますか。どこから咲きますか。花は柔らかい枝から咲きます。統支部長を中心とした所属において、班長を中心とした家庭は新芽に該当します。その新芽が花を咲かせる日には、韓国に希望があるのであり、絶対にソウルはスパイたちに籠絡されないでしょう。私がくまなく捕まえるのです。

 彼らを捕まえておかなければ、北朝鮮を解放することはできません。やられてしまうのです。それをしようとすれば、皆さんが班支部長を至急に編成しなければならず、班支部長を中心として、班の例会を通して徹底的に教育しなければなりません。ここから新しい芽を植えなければなりません。統支部長から班長を中心に芽が出てくれば、それを一本の枝として植えなければなりません。(一四二-二五五、一九八六・三・一二)

 今まで世界的な反対を受けながらも、このような基盤を築きました。歓迎を受けることができる環境では、何十倍、何百倍も早い速度で間違いなくできるでしょう。なぜ私がこのような話をするのかというと、皆さんを一食口だと考えているからです。そのような責任を肝に銘じて、ここで休むことはできません。もうすべて終わったと思うかもしれませんが、今からがスタートです。一万二千人統支部長の十倍である十二万人の班長を中心として、種を蒔かなければなりません。ですから、班員を中心として教育しなければなりません。そこに根を下ろさなければなりません。今まで政府も、それができていないではないですか。ですから、政府が大騒ぎです。それができなければ浮草になります。ここで根を下ろさなければなりません。(一四二-二五六、一九八六・三・一二)

 文総裁は、「勝共理論」、「統一思想」、「統一原理」という本を既に注文しました。班支部長をするという人に分けてあげるのです。その本が教材です。時間さえあれば、班の例会をしなければなりません。教育すれば滅びません。大韓民国が、六・二五動乱以降、今に至るまで、悲惨な立場から二十年目にこのように上がってきたのは、「大学は牛骨格」(注:農村の青年が牛を売って大学に行ったことから出てきた言葉)という言葉もありますが、学ばせたからです。思想武装しなければなりません。そのようになれば、全世界の国家に私たちの民族が出ていって指導者になるのです。それは間違いないことを私は知っています。

 皆さんの息子、娘をこの思想で教育しておけば……。これは、私の思想ではありません。どの社会、どの文化、どの先進国に行っても、その国の人々を指導することができます。その先進文化に土着させ得る実力者を育てることができます。大韓民国は、今移民のために大変なことになっているでしょう? 私に任せなさい、私の言うことを聞くようにしなさいというのです。大学の卒業生十八万人が就職できずに大騒ぎしていますが、この思想で武装すれば、外国に出ていってどのようなことでもすべてすることができます。

 私たちは、教育しなければなりません。三年間、一九八八年まで準備すればよいのです。八六年アジアンゲームを経て、八八年世界のオリンピックが終わったのち、金日成は、間違いなく「三週間以内に南北総選挙をしよう」と言ってくるのです。それは、自由世界でも歓迎します。そのようになれば、韓国が後退し得ないコーナーに追い込まれるようになるのです。彼らは、既に二重組織をすべて編成しておいたので、できる限り近い日に選挙日を定めるでしょう。そのようなことを前にして、楽に昼寝をし、酒を飲んで遊ぼうという人は滅びます。滅ぶことはできないので準備するのです。準備した人は滅びません。(一四二-二六〇、一九八六・三・一二)

 誰が大韓民国の啓蒙をすることができますか。私がしました。再建国民運動を起こして啓蒙運動をし、十九万五千人を啓蒙したと報告したというのですが、私が十六万五千人と縁をもって教育したそのすべての人員数をそのように報告したのです。「それを、再建国民運動をしたと報告しようと思う」と言って、そのようにしなさいと言ったのです。今、そのようにしています。セマウル運動を誰が指導することができますか。私が農道院を最初につくったのです。ですから、統一運動のような思想でなければ、この国を救うことはできません。その教育方法に従って、最近セマウル教育だ何だと言いながら、政府で四十日修練をするというのです。その四十日修練は、私から出てきたものです。(一四八-一二一、一九八六・一〇・五)

 共産主義理論は膨大です。哲学思潮から解いて、一対一で正しく認識させるということは、簡単なことではありません。膨大な思想体系をもった共産主義に関して教えてあげるためには、経験がなければなりません。さらには、短期間の内に四千万を教育するだけでなく、今から南北総選挙をすれば、北朝鮮の地まで拡大させなければならないのですが、実際、共産主義に染まった人たちを教育して、逆方向に転換させるということは全く不可能です。

 私たち韓国でもそうではないですか。長期間刑務所にいるスパイたちに教育して、教化運動をしたのです。そこで一番有名なスパイたちは、理論的に武装した責任者たちです。北朝鮮から派遣された人ですが、そのように捕まっている人たちを理論的に教育します。すると、「負けた」と言って手を挙げるのです。しかし、おいしいものをどうして食べないのかというのです。タバコは発癌物質があって悪いということを知っているのに、どうしておいしいものは食べないのかということです。

 「おいしく感じることができるようにする力があなた方の理論にはないではないか。習慣化されたものをどうすればよいのか」と言うのです。「あなた方の理論に負けた。既に負けている。理論を見れば、『神様はいない』と言うことができず、もともと人間は、二重構造になっており、私たちの根本がそのようになっているので、結果の世界も二重構造となって統一圏に越えていくということは分かった。しかし、それは実感がわかない」と言います。実感がわかないというのです。共産主義者たちは、どこかに行ってさっと会えば電気が通じるのですが、私たちとは電気が通じません。ですから、そのような人たちに、新しい習慣をもたせるようにするためには、どれほど犠牲にならなければならないだろうか、という事実を知らなければならないのです。(一七二-一九〇、一九八八・一・二一)

 勝共連合を創設し、二十年間で三泊四日の正式教育をした人たちが九十万人になります。誰ももつことができなかったこのような人的宝を連結させたという誇りをもっています。勝共連合だけでなく、教会が教育した人だけでも二百万人を超えます。二百万人を超えるこの人たちが、統一教会の教会員にはなりませんでしたが、全国の村々、津々浦々に私たちの縁故として連結しており、脈を打って血が流れていくことができる基地になっているという事実を、政府も知らず、どの党も知りませんでした。(二〇三-一三九、一九九〇・六・二四)

 勝共連合で二泊三日の教育をした人が百万人を超えます。そして、勝共大会に参席した人だけでも、延べ何千万になります。四千万以上、約七千万になります。何回か参席したのです。誰もいないようですが、「先生が来る」と言えば、いくら大きな体育館を借りて講演をしたとしても、三日以内に何十万人がぎっしり埋まるのです。(二三二-一七二、一九九二・七・三)


三 きょうも世界の人々への教育に走る

 日本の人たちに、「反共運動をしなさい」と言ったので、みな目を丸くしていました。韓国が日本の圧政下にあった時、先生は日本で勉強したので、日本に対して多くの関心があります。それゆえに、先生が日本の食口たちに、反共教育をして反共運動をしなさいと言ったのです。先生がしなさいと言うのに、しないでいることができますか。「反共運動をしなければ、すべて死ぬようになっているのに、しますか、しませんか」と言えば、「します」と言うようになっているのです。それで、反共運動をしてみると、本当に実感がわくというのです。そのようになるので、日本の政府が、「反共運動は私たちがしなければならないのに……」と思いながら、統一教会に関心をもっているのです。(二二-一〇〇、一九六九・一・二六)

 日本では現在、先生の指導に従って政界人に勝共教育をしています。彼らを教育しなければならないので、県議会などを中心として、いわゆる赤に染まった各都市の県議員を五千人近く勝共教育したのです。ここで、全国的に外的組織を編成し、共産党に対して質的・量的準備をしなければならないのですが、外形を備えることができなかったので、至急に日刊紙の創刊を提唱したのです。(七四-二九五、一九七四・一二・三一)

 今日、この背後にある宗教問題の団体も、すべてダンベリーに入っていってつくったのです。週刊誌、月刊誌を創刊したのも、怨讐であるアメリカを生かし、自由世界を生かし、キリスト教を生かしてあげるためです。七千人から七万人のキリスト教の牧師を教育しました。そして、三十万以上の牧師や聖職者に、大型トラックで百台に相当する統一教会の原理講義ビデオを贈りました。これが今、問題になっています。その人たちは、頭が良いので、本の要点をつかんで読むのです。それで、師に尋ねてみても「受け取った」と言い、友人に尋ねてみても「受け取った」と言うのです。「あなたは何章を読んだのか」と言えば、「ああ、何章を読んだ」と言い、感想がどうだこうだと言って今大きな話題になっているのです。(一三七-一七三、一九八六・一・一)

 なぜ、マッカーサーに関する映画の製作を提唱したのでしょうか。お金のためにそのようにしたのではありません。アメリカの国民たちを教育するためです。アメリカの方向を完全に提示してあげるためにそのようにしたのです。(一二五-三二八、一九八三・三・三一)

 今日、アメリカが世界を支配することができたのは、教育方法において、全体の環境で自己の主観を立て、すべての相対的なものを分析し得る能力を育てていったからです。それゆえに、今日、短期間の内に世界の文化を導き、指導することができ、また創建することができる立場に立ったのです。そのような牧師たちが-文先生は、今生きている先生です──凡一洞を聖地だといって訪ねてくるのです。彼らは、昔私が座って祈祷した所で祈祷するのです。それは、「何十年後にはこのようになるだろう」と言いながら、空想する人のように話していた所です。

 かつてその町内で、私が最初に出発する時は、「あの凡一洞の頂に、賢くて立派だが、狂った人がいる」といううわさが立ちました。「今後、世界がこのようになり、このようになる」という、そのような話を誰が信じますか。避難民暮らしをしていた時なのです。今、約四十年たってみると、その時に話したことがすべてそのとおりになりました。そのとおりになっただけでなく、そのような環境を私がすべてつくりました。ですから、その人たちは、今ではみなキリスト教では限界があると思っています。

 アメリカが生きるためには、今からレバレンド・ムーンの思想で再起しなければならず、再訓練を受けなければならないことを感じているので、教育を受けに来たのです。私が座って食事もした所に来て、その場に座り、ひたすら涙を流して痛哭する、ということが起きました。それを考えてみてください。それはどういうことですか。その人たちは、牛をほふって祝宴をするからといって、訪ねてくるでしょうか。黄金のふろしきをあげるからといって、訪ねてくるでしょうか。ただ一つ、自由世界の指導国であるアメリカが生きることができ、キリスト教が再び生き得る可能性があるので訪ねてくるのです。

 一人追われたレバレンド・ムーン、四十年前に孤独な人だったレバレンド・ムーン、コーナーで陰に隠されていたレバレンド・ムーンがどれほど凄惨でしょうか! 世の中は豊かに栄え、貧しく愚かな立場にいたレバレンド・ムーンが、コーナーに立ってそこから出発しようとした時、誰が歓迎したでしょうか。一人もいませんでした。私は私なりに、最低のところから歩んで上がってきたのです。最低のところから教育してきたのです。それゆえに、今では、韓国の学界が、世界の学界がレバレンド・ムーンの思想を研究する段階に入ってきました。(一六二-二九二、一九八七・四・一七)

 私がいち早くアメリカに世界本部を置き、自由世界の思想教育に力を注いできたことは、皆さんが周知の事実です。統一運動においては、「ワシントン・タイムズ」をはじめとするいくつかの言論機関を世界の各地に立て、世界の言論人を教育し、世界の各大学の教授たちに方向を提示し、世界各国の学生運動を主導し、退役将軍たちをはじめとする在郷軍人たちを糾合し、南米諸国を統合する運動を起こし、世界の宗教一致運動を既に以前から直接遂行してきました。(一六四-一九六、一九八七・五・一五)

 今までアメリカで教育をしてきました。若者たちを捕まえて教育しました。真っ赤だった者たちが白くなるようにしたのです。真っ黒だった者たちが黄色くなり、白くなるようにしました。黒人たちが白人たちよりも良くなったので、より白くなりました。心で見ればそうではないですか。白人を怨讐視していた人を、教育して白人のために死のうという人に育て、また、黒人をごみ箱だと思っていた白人を、教育して自分たちがごみ箱の中にある自分たちのごみを片づけるのが仕事だと思う人に育てました。そして、「文総裁のためにこのような姿になってしまった」と言う人は一人もいないというのです。文総裁のために、私が天地を往来することができ、東・西洋を往来することができ、南北を往来することができる神様の息子、娘になったと自負心をもつのであって、文総裁の悪口を言う人は一人もいないというのです。(一七七―三〇、一九八八・五・一五)

 アメリカを中心として見るとき、アメリカのキリスト教がアベルの立場にいて、アメリカの国がカインの立場にいます。このアベルとカインが一つにならなければなりません。ところが、現在、アメリカのすべてのキリスト教文化圏が、サタン側の世界である共産党の侵害を受け、本来、憲法によって、国会からすべての官庁と教育機関まで、全体が礼拝と祈祷を捧げたのちに働き、教育するようになっているのですが、そのような環境が一九七〇年代、一九八〇年代に入って、すべて除去されることによって、神様の摂理の基台であるアベル的基盤が完全に世俗化してしまいました。カイン的基盤にアベル的基盤が占領されるという実情になってしまいました。このようなころに、統一教会を中心として迫害が起きたのです。

 そのような環境の中で迫害を受けながら、今日まで統一教会は何をしてきたのでしょうか。キリスト教の新しい方向と国の新しい方向を選別し、世界的な蕩減基準を築いてきたのです。これが天から任された使命だったので、先生は、アメリカに行って若者たちを教育し、統一教会をつくってアメリカの国とアメリカのキリスト教に影響を与えるようにしてきたのです。その途中で監獄にも行ってきたというのです。ダンベリーの監獄を一つの限界点として、自分たちができるすべての行動をし、それを所願成就することによって、アメリカの宗教界は、レバレンド・ムーンをアメリカの国から除去したと思い、レバレンド・ムーンがアメリカとは何の関係もない立場に落ちたと思ったのですが、その反対の結果がもたらされたのです。監獄に入って出てくることによって、アメリカの政府とアメリカのキリスト教が協力して、闘っていたものが反対の環境に展開していったのです。

 そのような課程を経ながら、今までアメリカの朝野の核心的な要員たちを新たに教育してきました。既成教会とアメリカの朝野の中心的な人脈を教育することによって、希望のなかったアメリカが、レバレンド・ムーンの思想を中心として希望をもつようになり、絶望状態に落ちて疲弊一路で退化していたアメリカのキリスト教が、ついに新しい方向に向かって前進することができる新しい転換時期を迎えるようになりました。

 皆さんが知っているように、アメリカの宗教界の牧師七千人を韓国に連れてきて教育し、三十五万人のアメリカ宗教界の牧師たちに私たちの原理のすべての内容が含まれた冊子を贈りました。それが十トントラックで百台分にもなります。長さが約十メートルあるトラックがあるでしょう? そのようなトラックで、正確に九十八トラックです。これを全国にいる牧師に贈りました。先生の説教集である『御旨と世界』から必要なものを抜粋した内容と原理の本、勝共思想を含んだ冊子をすべて発送してあげたのです。(二〇七―三一九、一九九〇・一一・一一)

 共産主義に対してはどのようにしたのでしょうか。ゴルバチョフと金日成、この二人が一九八七年にレバレンド・ムーンを暗殺する計画で、アメリカに赤軍派二十五人を投入しました。彼らがCIAに捕まって取り調べを受けたのですが、その取り調べが終わらない渦中に、私は裸になって先頭で走ってモスクワに入っていき、ゴルバチョフと会い、彼らが行くべき道を収拾してあげるために進み出ていったという事実! 今になっては、ソ連でもレバレンド・ムーンを中心とする希望と願いが大きいというのです。

 それゆえに、共産党の青年指導者たちを連れてきて、今教育しています。既に一千人が終わったのですが、「今年の七月までに三千人を教育してあげることによって、ソ連が今後行くことができる方向を見いだすだろう」と言って、そのように実践しているのです。このようにして共産世界に、この巨大で希望的な門を開いているという事実が驚くべきことです。彼らのために、どれほど自分自身を投入したのかということが、すべての困難な問題を解決する鍵だ、ということを教えてあげました。(二一○-一一八、一九九〇・一二・一七)

 世界のトップクラスの人々が現在、方向を定めて一つの平和世界、統一の世界に行くことができる、このような時代を迎えています。そのようにしようとすれば、宗教が先頭に立たなければなりません。それで宗教国連をつくり、宗教議会をつくり、宗教連合をつくり、神学大学をつくりました。世界の宗教を代表した神学校がベリータウンにあるUTS(統一神学大学院)です。そこでは、イスラム教も教え、仏教も教え、すべて教えてあげるのです。教えてくださいと言えば教えてあげるのです。(二七七-五二、一九九六・三・二四)

 イスラム教圏から来て教育を受けるのは、歴史始まって以来初めて起きたことです。この人たちが来て、自分たちを中心として大騒ぎしているのです。それで、私がここに来る前に四十人を呼んで気合いを入れました。

 今日のキリスト教の人たちが、イスラム教の高位の人たちを連れてきて教育することができますか。私たちの教育を受けて感動し、コラーンを信じていたように神様の前に祈祷して賛美すればよいのです。お互いに争っていては滅びる、ということを知りません。これは、ちょうど病院に入院している者と同じですが、自分たち同士で争っているのと同じです。病院に入っていることを知らずにいるのがキリスト教徒たちです。それでは滅びます。死ぬというのです。(二一〇-二一〇、一九九〇・一二・二三)

 今から私たちは、共産党を対象として原理教育をする予定です。転換期のソ連主義は、それが良いものであり、私が彼らにとって唯一の希望の道を提供しようとしているということを彼ら自身が知っているのです。私たちは、モスクワが常にそのまま存在するようにするために、すべてのものを動員しなければなりません。それで、ソ連の指導者たちをアメリカで教育するために、支援しています。

 私が投資するのは、ソ連自体のためにするのです。ノーボスチ通信社も歓迎しましたが、「それを消化するには、すべきことがあまりにも多いので、その提案を受け入れることはできない」と言ってきました。それで、私はすぐに、事が最小限半分はうまく進行するようにするために、モスクワ大学を訪問し、その大学を中心にソ連を代表することができる教授協会を創設しました。その大学と連結して、大学内の若者たちを選択しました。今、モスクワ大学から選抜された大学生三百人が、ここを訪問して教育を受け、私が来るのを待っています。

 彼らが提案したことは、「マルクス・レーニン主義をこの教育機関で教え、『統一思想』と「神主義』の訓練教育をそちらで実施して、交換教育を実施してみよう」というものでした。もう一度準備してそのようにしようというのです。彼らの希望的な目的のために、それを実施したのです。今まで私がそのための支援をしています。最近、ソ連で注視していることは、教育、ソ連主義、思想指導、この三つです。(二一七-一八九、一九九一・六・一)

 ソ連の二世たちも、すべて先生の側です。連れてきて教育したでしょう? これが八千人を超えました。今回も教育したのですが、全員、一流大学の学生で英語に堪能な人たちです。今では、ソ連の十以上の共和国圏内に、私たちが立てた二世たちによって築かれた基盤は、どのような条件でも取り除いてしまうことはできません。先生が関心をもっているのは、二世教育です。二世をつかむことができなければなりません。二世をつかめば、南北統一をすることができます。(二二六-二八八、一九九二・二・九)

 共産世界、ソ連の若者たちと指導者たちも、四泊五日の修練を受けて一八〇度天の側に向きを変え、レバレンド・ムーンの思想に従っていくと誓っていきました。アメリカの若者たちは、今までレバレンド・ムーンに反対してきたでしょう? 「レバレンド・ムーンが何だ。異端なので私たちは嫌いだ!」と言いました。しかし、今日、アメリカの青少年たちが置かれた状況を見てください。凄惨なほどの混乱と無秩序の中に陥って苦しんでいます。希望が全くありません。以前に、私がソ連で教育したモスクワ大学の学生たちを連れて、アメリカのアイビーリーグ(注一米国東部の名門大学を一括した総称)の秀才たちを逆教育しました。アメリカの置かれた現実があまりにも深刻だからです。それを知らなければなりません。(二四三-二一一、一九九三・一・一〇)

 ソ連は、今ではもうどうすることもできません。ロシア正教が統一教会に反対してきても仕方がありません。既に過ぎたというのです。「後の祭り」です。中・高等学校の教科書を作り、大学の教科書を作り、軍隊向けの教科書を作って、今教育しています。それを、モンゴルを経て中国にまで拡大してきました。中国が反対し、ソ連が反対してみなさいというのです。反対すれば……。満州に三省があります。延辺からハルピンまで連結しておきました。(二七三-一二八、一九九五・一〇・二二)

 各国の教育機関は、人材を養成するところですが、その伝統が世界の歴史の方向と一致しなければなりません。そのような教育をしなければ、世界から脱落します。個体国家時代は過ぎていきました。ヨーロッパでも、今回、EU(ヨーロッパ連合)ができました。統一ヨーロッパを中心として、これに対処するために南北米統一連合を構成し、韓国でも統合機構を中心として、アジアでも統合を叫んでいるでしょう? 国家的次元の時代は過ぎていったのです。

 ですから、世界の先進国家、どのような国でも統一教会を捕まえることはできません。私がこのような話をしてあげるのは、今後、韓国が行くべき道のためです。韓国はどこに行くのですか。国際舞台に出ていかなければならないのですが、行くことができません。今、私が北朝鮮と連結して話していることが何かというと、「ソ連と中国がこのような方向に動いていくので、レバレンド・ムーンの思想を中心として、六ヵ月あれば、私がソ連と中国に派遣して教育することができる実力者を育ててあげるので、早く門を開けなさい」と言いました。そのようにすると、ソ連がこのように回っていき、中国が回っていくのですが、ここで教師として送ろうというのです。指導者を送るのです。(二八七-四五、一九九七・八・一〇)


四 教育事業を展開する理由

 お金を、国家的で、世界的で、天的な内容を中心として使わなければならないと思ったので、先生は、清平に土地を買ったのです。そこに土地を買うのは、世界のためです。今後、世界のために働くことができる基盤を築いておくために土地を買ったというのです。今からは、民族時代を経て漸進的な世界時代の前に立っているので、この時代のための国際的な教育機関をつくらなければならないというのです。ですから、堂々としています。そのためには、いくらお金を投資しても良心の呵責を受けません。(三三-一六〇、一九七〇・八・一一)

 きょう、残った時間に木を植えます。精誠を尽くして木を植えなければなりません。この木々が育てば、今後皆さんの子孫たちが山に来て、この木々を見ながら喜ぶでしょう。私は、これからここに大学を建てようと思います。教育機関をつくります。ですから、精誠を尽くしてこの地に木を植えなければなりません。今後、他の新しい土地にも、ここから木を移して植えるか、種をもらって植えようと思っています。そのような意味から考えてみるとき、歴史を生かし守ることができる内的な事情を中心として、愛することのできる基盤が私たちの地です。青坡洞を中心として、永い月日と環境を経ていくために、ここにこの土地を買い、清平にある土地も買うようになったのです。

 人は、一つの動機を残さなければなりません。心が焦る時に、天が涙を流すことができることを残さなければなりません。そのような人の子孫は滅びません。そうでなければ、いくら忠誠を尽くしても、にらまれるのです。これが先生の生活哲学です。神様から教育された教訓であり、相続した真理だ、ということを皆さんは知らなければなりません。(四三-六〇、一九七一・四・一八)

 私は、国を生かすために大学を建てようと思います。韓国に世界的な大学を造ろうと思うのです。皆さん、ヒルトンを知っているでしょう? 世界的なホテル王がいます。それでは、統一運動は何の王になるのでしょうか。大学王になると思うのです。「統一運動の大学は、世界のどこにでもある」と言うことができるように造らなければなりません。それで、そのようなことをしているのです。

 今後、大学を造り、ソウル大学の学生たちが私たちの大学に編入学するための競争が起きるようにするのです。遠からず、そのようにすることができます。どのようにしてでしょうか。外国の学生を何百人も連れてきて、私たちの大学で一緒に教育しながら、ソウル大学の学生たちに、「あなた方を全員外国に連れていって何々大学で勉強させるので来なさい」と言えば、ソウル大学でも何でも、ほうり投げて来るのです。このように、何百人がソウル大学を捨てて統一大学に来たといううわさが立つようになれば、「韓国で一等になるな」と言ってもなるのです。(五一-二九四、一九七一・一一・二八)

 学問というものは、国境を超越しなければならず、歴史まで超越しなければなりません。そのような観点で、全世界の学者たちが一つに集って教育をするのですが、民族の限界線に支配を受けるそのような教育制度を克服しよう、越えていこうというのです。

 アメリカならアメリカのための教育制度ではなく、イギリスならイギリスのための教育制度ではなく、それを超越して私たちが新たに構想している一つの世界、平和の世界を建設することができる教育制度を準備しなければなりません。このような目標を立てて、そこにふさわしい教育施設を備えなければ、完全な教育をすることができないので、それにふさわしい大学を造ろうと思います。それで、「国際大学理事連盟」をつくろうと思うのです。(七一-一七五、一九七四・四・三〇)

 私は、「国際文化財団」と「世界平和教授アカデミー」の基盤を通した「世界大学連盟」の理想を描いてきました。今、実現する段階となり、六大州で最小限七十の総合大学を順番に設立し、高い次元で若い世代を育成、指導するのです。大学相互間の交換教授制度、交換学生制度、共同研究などを通した、体系性を備えた教育として、人類が一つの兄弟となる平和世界の理想を実現しようと思う次第です。(一三〇-一二、一九八三・一二・一八)

 私は、神様のみ旨を奉じ、善民完成の目標を立てて、若い知性を心情教育と天才教育による愛天、愛人、愛国の人格に育成し、新しい歴史の主役にしようと思うのです。神様の究極的摂理が特定の民族や文化や地域、そして教団的、または宗教的範囲に極限することはできず、このためには、進取的であり、開放的で未来志向的な若い世代が牽引車にならなければなりません。これが、私のCARP(大学原理研究会)に対して期待をかける、また一つの重要な側面です。(一三三-二八二、一九八四・一一・三)

 今、皆さんは、リトル・エンジェルス芸術学校で過ごしていますが、この芸術学校を造ったのは、統一運動の理想を世界に連結させて、文化創造の基本となる芸術文化をお互いに補給し、協力し得る因縁を結ぶためです。この学校の教育目標は簡単です。天を愛する愛天、国を愛する愛国、人を愛する愛人によって世界の人類を一つに連結することを教育理念としています。このリトル・エンジェルス学校は、韓国で有名な学校です。日本でもそうであり、アジアでもそうです。これからは、皆さんの国とも交流が行われることを願います。(一三五-二六一、一九八五・一二・一二)

 卒業生の皆さんは、UTS(統一神学校)の大学院において二年、あるいは三年間修学したのち、ここを出発して神様のみ旨を成し遂げるための聖職者としての職責を遂行しようとする、希望に満ちた出発の時を迎えています。私は、皆さんに対する激励の前に、この日の祝福を許諾し、加護してくださった神様に感謝をお捧げし、同時に皆さんのために貢献してきたすべての教授たちの輝かしい教育的成果に称賛の意を述べたいと思います。

 本大学院は、短い歴史であるにもかかわらず、その唯一性を全世界に誇るようになりました。本大学院は、学生たちに超教派的教育を実施するモデルとして、すなわち私たち自身が教派の学生たちと共に見解を分かち合っていきながら指導する教授を、各宗教の教派から招聘することによって学問的障壁を崩してしまう、そのモデルとして奉仕しています。これは、実に歴史的成果です。近い将来、世界的に偉大な各宗教を探求することに専念する学部も設置します。神様は、数多くの宗教を立てられ、創造理想世界の完全実現のために、私たちを導いていらっしゃいます。神様は、終末期において、同じ宗教内の教派はもちろん、宗教間の調和を実現し、神様のみ旨を完全に成就することができる宗教運動団体として、統一教会をお立てになりました。統一教会は、人間の意志によって立てられた宗教ではありません。

 私は、本大学院の最も適合した場所の選定のためにここを探査しました。ここは、簡単に探し出された所ではありません。山と川の精気が学生たちの人格教育の助けになるということを知っているので、私は、立地条件として美しい自然環境を備えた場所を選定することに力点を置きました。

 私は、本大学院が開設されて以来、今まで何度もここを訪問し祈祷してきたのであり、多様な学問的観をもった様々な学生たちを、自ら教育してきました。ハドソンの川辺とその周囲の山頂と木、草、さらには小さな石一つまでも、私の心情と理想が共に込められています。特に本キャンパスは、私の心情が体現された精誠そのものです。皆さんは、善霊界の保護のもと、神様が下さった生命の精気を吸い込みながら、ここで日々を生活してきました。私は、数年間皆さんの研究によって積み上げられた知識の宝庫だけでなく、皆さん個人個人のための神様の願い、そして各分野において、聖職者としての愛を実行する皆さんに対する私の期待も一緒にもって本キャンパスを出発することを希望します。(一六七-九八、一九八七・六・三〇)

 昔から、大学は最高の真理を教える殿堂として知られています。最高の真理とは何でしょうか。第一に、天をよく知り、その中心であられる神様を明確に知ることです。第二に、世界の中心である人間を明確に知ることです。第三に、神様と人間が一つになって成し遂げようとする理想の国となります。

 それでは、このような重要な大目標を、どのようにして関係を結ぶようにするのかを考えてみるとき、ひとえに愛だけがその要だという結論を下さざるを得ません。ですから、私は、平素教育目標を「愛天、愛人、愛国」に定め、真なる教育とは、この目標を実践するところにあると教える一方、世界的な大学教授連合と学生連合を結成するに至ったのです。(一九五-五一、一九八九・一一・三)

 韓国はもちろん、全世界は、今、価値観の没落によって大混乱しています。私は、このような世界に向かって、今まで世界的な碩学たちを対象として、愛を中心とする絶対価値を主張し、「頭翼思想」を宣布し、左翼と右翼の間違いを正し、新しい目標に向かう価値観の世界に行かなければならないということを指導してきました。

 私が十数年にわたって主導してきた「科学の統一に関する国際会議」と「世界平和教授アカデミー」を通して結束している数多くの大学教授と、「原理研究会」を通して連結している多くの学生たちは、私の祖国である韓国の地に、私たちの教育理念を成就することができる世界的な大学の建設を願ってきました。それゆえに、私が十年以上前から大学建設のために努力してきたことを、皆さんはよく知っています。

 これまで多くの受難を受けた末に、今大学の認可が出ました。今からでも、急いで拍車をかけなければなりません。今から、成和大学は、世界性を備えた教育目標として、「愛天、愛人、愛国」の思想を徹底して教育し、民主世界の弊害を是正し、共産主義の末路を再教育する歴史的大学として昇華させていかなければなりません。(一九五-五二、一九八九・一一・三)

 先生が神学校を立てたのは、アメリカを救うためです。会社を発展させるために立てたのではありません。現在の神学校には、アメリカを救うことのできる能力がありません。これからは、私たちの神学校出身者たちがこの国に影響を与えるのです。大学教育もそうです。今のような教育では、アメリカの進路を変えることはできません。再教育するのは、私たちしかいません。キリスト教自体が神様のみ旨を知りません。神様のみ旨が何か知らないという話です。それを知っている人は、私たちしかいないので、私たちが新しく教育しなければなりません。

 アメリカの行政部署も、私たちの思想を知らなければびりになります。私たちの教育体制、理論体制を凌駕することはできません。天下に恐れるものがありません。アメリカに関する問題、それから宗教に関する問題、政治に関する問題、協商に関する問題など、今後世界がどのようになるのかはっきりと知っているのです。どのような質問をしても答えることができる、そのような強大な力をもっています。政治世界、宗教世界、神学世界、哲学世界において、私たちは、強大な力をもっているのです。思想武装されています。原子爆弾が問題ではありません。水素爆弾が問題ではありません。それゆえに、レバレンド・ムーンのもとに大勢の学者たちを結集させた世界的な学者組織、頂上会議の組織、言論機関の組織、それから宗教の組織、それから文化の組織等々、多方面の組織をもっています。(二一六-四五、一九九一・三・九)

 私と私の妻は、「世界平和教授アカデミー」を通して、世界の若者たちが、超国家、超宗教的に和合する未来社会の立派な指導者になるように教育することを目標に、「世界大学連盟」を開設しました。尹世元総長とルーベンシュタイン総長の知恵深い指導のもと、鮮文大学とブリッジポート大学を中心に、私の構想が実践されることを期待しています。

 「世界平和教授アカデミー」は、一九七三年、世界平和のための学者たちの積極的な探求と実践のために創設されました。特に、大学社会において、世界平和のための能動的な研究と実践の機会を提供してきました。世界に山積した問題は、良心的な碩学たちの指導を待っています。

 教授たちは、理論を教えるだけでなく、学生たちに人格と価値を植えてあげるのです。教授たちは、学生たちの人格形成と発展に重要な影響を与えるようにすることによって、彼らを善なる道に導き、助けていかなければなりません。

 「世界大学連盟」の活動によって、世界各地の学生たちは、世界最高の学者たちの教えに接し、また教授たちは、国境を超越して多くの学生たちを指導することができるので、より良い未来のために、より大きく寄与するようになるでしょう。(二七一-七九、一九九五・八・二二)

 ブリッジポート大学が全世界の三千三百の大学界で、今問題になっています。今同じ趨勢で見れば、アイビーリーグ(注:米国東部の名門大学を一括した総称)の大学、天才たちが行く大学も、だんだんと学生が減ってきています。第二次大戦後、アメリカの文化生活は、子供を生まない個人主義の方向を中心として、フリーセックスを主張してきました。息子、娘は面倒だと思うのです。その結果、今は、完全に家庭が崩壊状態に陥ってしまったので、このあとに続く学生はいないというのです。

 今、これをどうするのでしょうか。不足した学生たちを埋めるために、アジアから連れてくるのです。中国から、韓国から、日本から、みな連れてくるのです。ハーバードやエール、プリンストン、コロンビアと同じ水準にあるのがブリッジポートです。有名な大学や、東大のような最高の名声をもった大学に学生がいなければ、問題が深刻になります。ですから、そのように学校の経営が困難になれば、私たちの学生を三分のIずつ分けてあげるのです。そのようにすれば、同級圏をすぐにつくってしまうというのです。今、そのような目的をもっています。

 今、教育政策を中心として、エール大学、プリンストン大学、ハーバード大学、コロンビア大学のような有名な大学の学長たちを集めて、今後アメリカの教育をどのようにしていくのかということをテーマにセミナーをしているでしょう? それをブリッジポートでしています。有名な学校の教授たちを集めてセミナーをしているのです。今回、ブリッジポート大学でしたならば、次はハーバードに行ってするのです。このように移動しながらするのです。

 兄弟圏の紐帯を結んで、あちらで不足な場合、東洋から学生を連れてくるのです。これを国策として、国家が学費を出すようになれば、いくらでも東洋から学生を連れてこれる道があるのです。アメリカの有名な大学なので可能です。ブリッジポート大学は、東大を卒業した学生たちも入っていく所です。ですから、日本で東大のような所を出ようと努力する必要はありません。今後は、高等学校も造るのです。そのようにすれば、高等学校だけを卒業しても、英語を流暢に話せるようになるというのです。

 ここで大学を出れば、二カ国の言葉をパスしなければなりません。十分に言葉が通じることができる教育、国際的な感覚に合うように教育するので、難しくありません。ブリッジポートでは、今世界各国の言語を教えることを始めています。勉強は、若い時、三十歳以前にしなければなりません。三十歳以上の人は、手を挙げてください。このような人たちも、一生懸命に勉強してブリッジポートを卒業すれば、ハーバードのような有名な大学の博士コースにも行けるのです。

 先生が外交のようなことをしないだけであって、大学の総長や、それ以外の多くの指導者を知っています。「この人は良い人材なのでよろしくお願いします」と言えば、どこにでも行ける道が聞かれています。それで、ブリッジポート大学を中心に「大学連盟」をつくろうというのです。ブリッジポート大学は、超大学の基盤をもっているので、世界的な指導者を養成するというのです。そのような組織をつくろうというのです。世界の各国の有名な学者たちが、国連総会のような世界的な組織をつくり、「このような規定で一致する人は、超国家的な要員として活用する」と決議して、使うことができる権限を与えるのです。

 そのようにすれば、日本人でもアメリカの長官になることができます。アメリカ人でも、日本の大臣になることができるというのです。先進国の十カ国が納得すれば、これは問題ありません。先生は、そのような準備をしています。その超国家的な指導要員として第一線に立たなければならない人は、統一勇士以外にはいません。統一勇士は、思想的にすべてのものを消化することができる力をもっています。統一教会の勇士たちは、共産主義や民主主義に勝る内容を十分にもっているのです。

 これからは、世界を指導する時代が来るので、それに対して備える要員を訓練し、選抜の頂上の基準にどのようにして連結できるか、ということが先生の作戦です。それゆえに、「大学連盟」をつくらざるを得ないのです。ですから、ブリッジポート大学と同じ教室が、世界の各国の大学につくられるようになるのです。その時、私たちが願う学科をつくればよいのです。(二四七-二六一、一九九三・五・九)

 この息子、娘たちを勉強させることのできる大学がすべてあります。鮮文大学もあり、アメリカに行けばブリッジポート大学があります。国連大学から通信大学まで、今世界の百八十の大学が連結されています。千以上の支部をつくるようになっています。大韓民国が私のあとについてこなければなりません。(二九〇-二九三、一九九八・三・二)

 私たちのブリッジポート大学を中心として、国連大学を設立しようと思います。そこで推薦するすべての人を再教育して、国連の指導者として選出しようというのです。アイビーリーグ(注:米国東部の名門大学を一括した総称)大学と私たちの学校が一つになって国連大学をつくれば、送られてくる人たちをそこで教育して世界国連の人脈として使わなければなりません。天才的存在を、各外務部の次官補を中心として教育担当にさせ、その国全体を教育しようというのです。このようにして、一つの思想体制、価値体制として糾合しなければなりません。(二五二-二八四、一九九四・一・一)

 鮮文大とは何ですか。文鮮明大学ではないですか。私の名前を逆さまにしたのです。文鮮、鮮文ではないですか。それが、今後世界一等の学校になるのです。間違いなくそのようになります。誰でもアメリカに留学に行くことができますか。行くことはできません。ところが、留学することができる準備として、鮮文大学では、それを学則に通過させました。ここで二学年まで通い、三学年は、そのままそこに行って勉強することができます。ですから、二年までは、英語でも何でも流暢に話せるようにして、アメリカの教授たちが講義することができるように今、訓練しています。

 そのような学校に息子、娘が入っていけば、損害が出ることはありません。これから見ていてください。高麗大学が問題ではなく、梨花女子大が問題ではなく、ソウル大が問題ではありません。完全に世界に名の通った学校として育てる計画です。

 アメリカにも統一運動関連の大学があります。アメリカのブリッジポート大学には、通信大学をつくりました。これからは、学校を廃止するのです。一箇所で電波を発送すれば、全世界で受信機を通して、いくらでも勉強することができます。小学校、中・高等学校までもです。

 既に私が数十年前から準備してきたので、世界の学者たちを中心として、ビデオ・テープを作っています。学校を廃止して、有名な学者を何人か選び、三十時間なら三十時間、五十時間なら五十時間のものを作り、あとからは、三時間講義のものも作ることができるようにするのです。そして、順番にすべてを学ぶことができるようにしておき、世界的な大学者を三人だけさっと立ててそのようにしておけば、座ったままそれを勉強することができるのです。そのようにすれば、十年かけて学んでいたものを三年ですることもできるのです。

 大学を出て大学院まで出ようとすれば、どれほどかかりますか。小学校六年、中・高等学校六年、大学四年、修士コース二年で十八年になり、二十年を超えなければなりません。博士学位までとろうとすれば、二十四年かけなければなりません。頭の良い人は、そのようにする必要はないというのです。ところが、時間を消耗し、途中で学生たちの費用を使って、教育部のような部署があらゆることをすべてしているのです。

 そのように、世界の学者たちのビデオ・テープを作って勉強することができるようにするのです。今、韓国もそうではないですか。書店にならずにビデオ販売店になるのです。それゆえに、そのような通信大学を造るのです。それから何かというと、東洋医学と西洋医学が今闘っていますが、私が和解させて大学を造っています。統一医学大学というのです。灸や鍼も、すべて科学的な臨床実験をして、新しいカリキュラム、学科を組むのです。

 それから、国連大学を造るのです。私たちの学校から国連までは、ボートで三十分以内に往復できます。すべて見えるというのです。国連の我こそはという外交官たちが、私たちの学生と親しく過ごします。すべて先生と思うのです。そして、先進国家から国連に来た大使は、三代、三回は大統領をした人を立てるのです。四回、五回以上した人は、すべて来るのです。

 何年後には、国の大統領が、「私たちの学校だ……」と思って、各国から支援されるようになればその人たちの後輩となり、アメリカに来て孤独なとき、先生に侍ろうと食事も用意してあげて世話をしてあげるのです。このようにすれば、門下生になるのではないですか。そして、世界的頂上に登っていって私たちが定着すればよいのです。

 それゆえに、そこにアイビーリーグ(注一米国東部の名門大学を一括した総称)の十大学、エール大、プリンストン大、ハーバード大など、その大学の教授たちを私が大勢知っているので、彼らを全員連れてくることができるのです。それが特別な人たちですか。あなた方の学校を卒業した人を国連大学に入学させなさいというのです。

 国連大学に対して、アメリカが権限を失ってしまいました。みなアメリカを嫌うので、共産党が手を出したのです。国連大学は、アメリカがアイビーリーグの人材を勉強させなければならないのですが、それができないようにしたのです。

 ですから、国連大学は、第三世界の大学生を連れてきて、国連の最高人脈を中心としてリードすることができる人に育てなければならないのですが、それを受け入れませんでした。ですから、アメリカがボイコットしたのです。それで私がアメリカに来て国連大学を支援したのです。鮮文大学も入り、ブリッジポート大学もそこに入れようと思います。

 今まで私は、お金をもうけるために商売をしたことはありません。お金は、すべて公的な面で世界を生かしてあげるために使ったのです。神様がそうではないですか。世の中をこのように愛されて、世の中を救うためにその基盤を築いたのです。(二八五-五二、一九九七・四・一九)

 私は、「世界大学連盟」をつくりました。今からブリッジポート大学と鮮文大学が有名になるのです。ブリッジポートを中心として、世界の連合大学を造るのです。一千の大学を一つにするための計画を立てているというのです。どこでも、ブリッジポート大学の分校ができるのです。それで、遠い所でも座ったまま勉強することができるように、牧夫の息子、娘たちのように学校に行くことができなかった人たちも、電気さえ通っていれば勉強することができるようにして、試験を受けて学士、修士、博士コースを終えられるようにすることを考えています。

 そして、東洋医学と西洋医学の統一、この統一医学大学も造るのです。また国連大学を造ります。その万全の準備を終えました。そして、先生は、「世界平和島嶼国家連合」をつくっておいたでしょう? 日本が陥没してはいけないので、日本に対置することができる「(世界平和)島嶼国家連合」、そして「(世界平和)半島国家連合」、そして「(世界平和)大陸国家連合」もすべてつくりました。

 ですから、一つの土地の根拠地、統一運動の基地をつくれば、国を形成することができるというのです。土地があり、民がいれば、主権国家、国を立てることができます。それで、国連に加入して、国連に大使館を設置しなければならないというのです。外的大使館、内的大使館です。宗教圏を中心として連合し、ある基地を譲渡してもらい、そこの全信徒をその国民とし、その基地を国土として、新しい国家を形成するようになれば、全世界にアベル的大使館を造ることができるのです。

 既に統一運動は、百八十五カ国に国家的メシヤの基地をもっているので、これは、大使館設置を完了したことになるのです。(二八九-六七、一九九八・一・一)

 心情文化世界を創建するために、私たちは、真の愛、真の父母思想の教育を通して人格を涵養し、神様の祝福のもと、真の愛の家庭を築く運動を、さらに広げていかなければなりません。生活信仰の鍛錬を通して、「ため」に生きて投入し、また投入する真の愛の人格がつくられてこそ、理想的な夫婦、理想的な家庭が成し遂げられるのです。この道だけが極端な利己主義、個人主義、物質主義の惰性から抜け出し、人類の明るい未来を期待することができるのです。この道だけが不倫と青少年の堕落、家庭破綻を防ぐ道です。

 また、「世界平和女性連合」の活動を通して、真の愛の母像を教育しています。すべての女性が、真のお母様の心情をもって子女を正しく宿し、教育してこそ、真の家庭の理想が実現されるのです。神様のみ旨に従って自覚した女性たちが、堕落した男性たちを正しく教育する時が到来しました。全世界的にこの運動が拡散されていくでしょう。

 心情文化世界を成し遂げていく課程において、宗教の役割は、本当に大きいのです。宗教間の和合と協力なしに世界平和を成し遂げることはできません。これまでも、このことに全力を尽くしてきましたが、これからも、宗教人たちが宗派の高い壁を崩して、神様のみ旨を地上に実現するという大きな目的のもとに連合活動をしていくことに率先していきます。「世界平和宗教連合」を積極的に支援し、また『世界経典』を配布、教育することによって、宗教相互間の共同善に目覚めるように努力するでしょう。宗教人たちが実践と協力と模範を通して、神様のみ旨を成し遂げていくために先頭に立つでしょう。

 ゆえに、「国際文化財団」の「科学の統一に関する国際会議」と「世界平和教授アカデミー」の活動を通した良心的碩学たちの献身と教育と実践が、より貴いものとして要請されるのです。私が新しい百科事典を編纂する意味も、新世代の正しい教育のための作業です。様々な教育機関を運営し、学術活動を支援しているのも同じ目的です。

 韓国の解文大学とアメリカのブリッジポート大学などを育成し、「世界大学連盟」に発展させる計画も、到来する心情文化世界の基盤を教育するためです。情報化時代を迎えて、新聞などの印刷媒体と電波媒体を世界的に支援、育成することによって、正しい言論を通じて大きな次元の社会教育をしています。(二六〇-一二九、一九九四・五・一)

 鮮文大学の建立精神は何ですか。第一に愛天、第二に愛人、第三に愛国です。反対にすれば、愛国、愛人、愛天です。

 私たちの建立精神は、第一、「愛天、天を愛そう」です。天を愛そう。愛というものは、一人でするものではありません。愛というものは一人ではできないのです。「愛」というものは万人で成立する名詞ではありません。愛は、必ず相対的関係において成立する術語です。男性が「愛が必要だ」と言うときには、男性同士で愛が必要だと言いますか。相対が必要です。相対が必要なのですが、男性が必要とする愛の相対は、男性ではありません。これは女性です。(二八二-四〇、一九九七・三・一一)

 今から家に帰ったら、今まで妻に自分勝手にしていたならば悔い改めなければなりません。昼も夜も、結婚したその日から、一つになって神様をお迎えすることができなかった罪、神様をお迎えして愛し得なかったことによって天を理解し得ない息子、娘を生んだ罪、これを悔い改めなければなりません。そのまま流れてはいけないというのです。自分が経てきた生涯は、自分が責任をもたなければなりません。

 ですから、天を知るのではなく、天を愛そうというのです。愛天です。神様には、愛の相対が必要なのです。

 富者の主人は、大勢の息子、娘、家族を抱えたいと思います。世界一等の歴史を代表した富者が神様ですが、世界万民、私たちの先祖まで連れていって、天の国の民として、息子、娘として統治したいと思われるのです。神様が最も願われることは、万民を一つの懐に抱き、一つの所で眠り、一つの所で暮らし、同じ場で子女から、「私たちの父母、永遠万世でいらしてください!」という言葉を聞くだけでなく、「私と共に永遠にいよう」と言い、喜びの涙を流すことができる時間を願われるのです。今まで人類は、これを失ってしまい、以後、取り戻すことができなかったのです。そうではないですか。

 「愛天」、それから何ですか。「愛人」です。「愛人」とは何ですか。神様の子女を愛そうというのです。その原則において、人々が一つになることができずにいるので、一つになり得るようにしてあげようというのです。

 このように考えるとき、私たちの建学思想がどれほど素晴らしいですか! どうですか。このような場に来て教育したという事実は、良いことですか、悪いことですか。今まで良く思わなかったとしても、今からは良いと思わなければなりません。

 そして、神様と人が一つになり、国をもって永遠に天に侍り、人類を抱いて暮らしたその国は、二人が一つになった家庭基盤の上に立つのです。上下が一つ、左右が一つ、天に代わることができる家庭基盤に立つのが国です。一人の基盤には立つことができません。家庭が平和の基盤を築こうとすれば、家庭一つだけでなく、私を通して氏族、民族、大きな基盤を和合、統一させることができる基盤を拡大し、天の国に侍ろうと思わなければなりません。そうしてこそ、そこに忠臣の血族が、一族が生まれるのです。その国が繁栄する国になれば、個人を願うのではありません。忠臣一門を、一族を願うのです。

 ところが、神様の側から見るときに、和解させようという人を「神様の息子だ」と言ったのであって、紛争を起こす人を「神様の息子だ」と言う教えはありません。ですから、いくら大きなことを言っても、神様が好まれる道を行く人は繁栄するのであり、神様が嫌われる人は転がり落ちていきます。彼らの学校や彼らの願うすべてのことが、秋風に散る木の葉のように落ちていきます。(二八二-一七三、一九九七・三・一一)

 愛天! これをするために、心身統一をしなさいというのです。これをするのに、絶対的な努力をせず、絶対に一つにするまでは、天と相関関係をもつことはできません。

 結婚した目的は何ですか。東西が一つになるためです。男性と女性は半分のかけらです。この二つが一つにならなければなりません。完全に、絶対的に一つにならなければなりません。二人が一つになって結婚し、何をしようというのかというと、神様を占領しようというのです。水平になれば、垂直はどこにでも立つのです。神様は、どこでも自由です。皆さんの心と体が水平を成さなければなりません。そして皆さん、男性と女性が一つになって水平を成さなければなりません。次元の高い水平を成さなければなりません。一段階次元の高い水平を成せば、神様がそこに臨在されるのです。

 男性は、結婚すれば、半分である女性の世界を占領します。半分のかけらと半分のかけらが完全に一つになって、完全なものにならなければな力ません。そのようになれば、どのようになるのでしょうか。全体を代表した完全主体である神様を中心に、地がこのようにも回り、あのようにも回り、どこでも止まれば九〇度になるのです。

 それで、この宇宙は、完全球形をなしているのです。なぜですか。どこでも運動しようとすれば、九〇度を成し、軸をもって運動します。これをどのようにしても九〇度であり、どこに行っても九〇度を成すときには、この表面的世界が不平を言いません。統一的な完成的価値性をもつことによって、高い位置にいても低い位置にいても、すべて幸福です。

 ですから、「愛天」というときは、二つの目を一つにして手をこのように握り、「愛天」と言ってすべて統一されたならば、神様が臨在されるのです。「目も統一、鼻も統一、口も統一、耳も統一、心も統一、私の行動も統一、いっぱいに満ちた。足まで統一しよう」、このようになれば、神様は、私のところに来なければなりません。横的に統一されたので、神様が来なければならないのです。

 宇宙を支配される強力な主体である神様が、私に臨在されることによって、私の良心は、誰にも偏らずに支配し、この体の環境与件を支配して余りある余力をもつようになるというのです。愛には無限の力があります。このような主人になることを願いながら、「愛天、愛人、愛国」という建学精神をもったことを誇らなければなりません。(二八二-一七五、一九九七・三・一一)

 今まで、外的に新聞社を造り、世界的な大会を行いましたが、最後には、これをどのように収拾するのかというのです。今から教育が重要だということを知らなければなりません。徹底した教育をしなければなりません。祝福家庭の男性と女性が原理原則を中心として完全に一つになり、一つになった父母が子女と一つになり、子女と一つになったすべての一族が、一代、二代、三代、七代を結んで一つになることができる、このような強力な教育体制をどのようにつくるのかということが問題です。

 教育体制といえば二つです。一つは内的教育であり、もう一つは外的教育です。内的教育は、人性教育からすべての価値観教育、これは家庭で教育しなければなりません。家庭を中心として、そのような教育をすることができる外的な学校を造らなければなりません。ですから、ブリッジポート大学や鮮文大学を造った理由があるのです。それを造って、これを支持し得る体制をつくらなければならないというのです。

 新聞社も同様です。アメリカに千七百以上の新聞社があります。「ワシントン・タイムズ」 一つだけではいけません。ですから、「ワシントン・タイムズ」の論調を最高に引き上げて、言論界最高の王者の立場に上がっていかなければなりません。その影響力が国家を越えて世界的にならなければなりません。それが今までできていません。

 ですから、言論人大会をして連結するのです。その教育体制を中心として、一カ国だけはいけないので、世界に連結したのちに、「ワシントン・タイムズ」を中心として、アメリカ内に影響圏を引き起こすことができる連合前線を備えるのです。世界に影響を与えることができる超国家的な言論組織が必要です。

 また大学街においても、大学一つではいけません。大学で教育する制度において、先生から一元化された教育基準を中心として、アメリカのどの大学よりも超越的な未来像がなければなりません。人性教育や社会制度化したすべての疲弊を防いでいき、それ自体が昼も夜も、どこに行っても批判を受けずに支持される環境をどのようにつくるか、ということが問題なのです。

 このような問題は、国があり、その憲法を通して方向性を設定しなければならないので、国が必要なのです。個人、家庭、氏族、すべてが完全に基盤を築き、それを連合して一つの国家的勢力基盤よりも、すべての面で越えるようになるとき、国家が必要だというのです。その基盤ができなければ、いくら国家自体があっても滅びるということは同じです。かえってそのような理想の解決方法が難しくなります。

 そして今、先生が関心をもっていることとは国連の方向性です。頂上に上がってきたというのです。組織ができているではないですか。超宗教、宗教の頂上、超国家、国家の頂上、大学連盟、大学の頂上、言論人大会、言論界の頂上です。そして、経済界、銀行界の頂上で方向をつかみ、小さな国のような基盤さえできていれば、一瞬の内に収拾することができるのです。ウルグアイやパラグアイのような国は、完全に開発してあげることができます。後援基盤さえ世界に連結できれば、四、五年ですべて終わるのです。

 それから教育です。私たち統一運動は今、大学をもっており、言論機関をもっており、また思想的教育をすることができる教会をもっているので、完全に平準化するのは問題になりません。そのような塔を積み上げておいて、夜に灯台の明かりがともれば、灯台を中心として夜行動する群れに、「回りなさい! 右に行きなさい!」と言うとき、その明かりに従っていけばそのまま行くようになっています。

 そのような標準をつくるための外的基盤を、今まで先生が苦労して築いておきました。ワシントンD・Cにあるすべての基盤を、どのようにして一つの目的に結束して攻撃するか、ということが問題です。新聞社なら新聞社を中心として、「世界平和超宗教超国家連合」が一つになり、新聞社を中心としてブリッジポート大学が一つになり、新聞社を中心として言論人が一つになり、新聞社を中心として銀行家が一つになれば問題になるのです。

 ですから、一つにならなければなりません。今まで別々にしていました。蕩減時代は仕方がありません。平準化しようとするのですが、一度に平準化はできません。世界に広げておいて、そのようにしてきたのですが、今は平準化されました。蕩減時代を乗り越えることができる「九・九節」と「三・十節」を経ることによって、完全に連合しなければならないのです。連合するのは、対外的な威信と対外的な格を備えなければなりません。(三一二-一二九~一三一、一九九九・一〇・七)

 若い人々は、三カ国語以上できなければならない時が来ました。ですから忙しいのです。皆さんの時代にできなければ、皆さんの息子、娘でも、そのような世界に同参させなければならない父母の責任があるということを知らなければなりません。私が全体に責任をもった父母の立場で、万民に対してそのような立場で接するのです。それで、大学を建て、世界的な大学を造らなければならないのです。

 清平に超宗教神学大学院を建てるための計画を立てています。世界民族村を中心として文化の殿堂を造り、世界の万民が訪ねてくるときに、自分たちの故郷の香気を感じ、本部に来て天の国の宮殿からすべての教育体制の訓練を受け、世界に出ていかなければなりません。そのようなことを構想しているのです。それは、妄想ではありません。目の前で見て感じることができる時代において、自分が行くべき道を行くことができなければ滅びなければなりません。滅んでも、誰も同情する人はいません。しっかりしなさいというのです。(三一九-三四、二〇〇〇・三・一六)


五 純潔教育と純潔学部

 今、「世界大学連盟」をつくっています。南米にもつくり、ヨーロッパにもつくります。アジアまでするのです。六大州につくり、全世界の大学連盟を中心として、青年活動と学生純潔教育を表題とし、純潔学部を中心に今後、導いていこうと思います。来年には、鮮文大学に純潔学部が始まります。そのような一連の計画を中心として、世界にまで連結させるためには、それが不可避なことなので急がなければなりません。(二九五-七四、一九九八・八・一七)

 鮮文大学に男女純潔学部を造ろうと思います。鮮文大学に男女純潔学部を造り、この学生たちに奨学金を与えるのです。このようになるときには、全世界の大統領たちが来て祝賀するでしょう。自分の国の学生たちが学ぶところに、世界の首相たちが祝賀するようになるとき、間違いなく文総裁の行く方向に歩調を合わせざるを得ない、という結論に至るでしょう。今、鮮文大学を、アジアのどの大学よりも立派に建てています。皆さんの息子、娘たちを純潔学部に入学させる自信がありますか。息子が父母の言うことを聞きますか。聞くという自信をもっていますか。

 父母が子女を信じることができず、子女は父母を信じることができません。妻を信じることができず、夫を信じることができず、兄弟を信じることができず、おじいさんとおばあさんを信じることができません。不信風潮のこの社会です。もともとこれは、悪魔が地上地獄を膨張化させてきたということを知らなければなりません。ですから、誰が必要ですか。この家庭を誰が救ってくれるのかというのです。それは、文総裁以外にはいません。文総裁の家庭編成の理念は、天の国の秘密の倉庫に入っているテキストブック(教科書)です。

 エイズは、私たちの手で! 大韓民国にブレーキをかけてこれを追放するのです。アメリカについていくなというのです。アメリカは、私がつかんでいてあげなければ滅びるようになっています。そのような話をするので、アメリカでは憎まれているのです。

 「どうしてコロンブスがアメリカを発見したのか。現地住民は人間ではないか。死ぬようにほうり出しておいて、ペテンにかけようとしている。インディアンが病気で死んだのか。このどろぼうのような者たち!」と言えば、アメリカは聞きたがらないので、胸ぐらをつかんで、「お前を整理するために私が来た」と言うのです。最近になってそれが分かったのです。文総裁は、恐れる人がいません。言いたいことを堂々と言うのです。正しい話は正しい話どおりに、一方通行の結実を結ばなければならないというのが、天地が願い、文総裁が願い、すべての人が願う道なので、その道を選ぶというのは正当な道だったのです!(二七三-二六七、一九九五・一〇・二九)

 今回、鮮文大学の総長を女性にしたのはどういうことでしょうか。今後、純潔学部を造らなければなりません。純潔学部を造り、そして十の女子大総長たちを動かすのです。このようにして、男性の総長たちもすべて招請することができなければなりません。そして、純潔学部で教育をして、すべて一箇所に集めなければなりません。来年から純潔学部を造るのです。そのようにして、女子大で純潔学部を一学年だけするのではなく、教育部の長官を動かして連合し、大学全体において一学年、二学年、三学年、四学年を募集するのです。その人たちを学校名義で数十人ずつI学年から始めるのですが、一学年、二学年、三学年、四学年、卒業生までしようというのです。教育部が言うことを聞かなければ、説得するために渉外の準備をしなければなりません。(二九〇-三〇八、一九九八・三・四)

 これからは、鮮文大学に入るのは簡単でなくなります。先生の名前が看板としてついています。すべての若い人たちが夢に描く鮮文大学とブリッジポート大学になっています。ブリッジポートというのは、摂理的な言葉です。ブリッジポートとは何かというと、「橋を架けた港」という意味です。また、鮮文大学とは何ですか。「鮮」という字は、海(魚)と陸地(羊)です。ですから、今まで二十五年間、毎日のように先生は海で船に乗りました。五時に起きて十二時、一時、二時まで船に乗りました。

 皆さんに、「五十年間船に乗りなさい」と言えば、乗りますか、乗りませんか。博士学位をとった人たちを連れて船に乗ろうと思います。今は、時になりました。今ではもう、私が海から陸地に上がっていく時ではないですか。エバが、島国が陸地に上がってくる時だというのです。それで地帰島を買ったのです。地帰島は、日本を連結させるためです。ですから、重要なことはいつも済州島に行ってしてきたのです。修練も済州島でしました。

 今からは、純潔学部を造らなければなりません。単科大学を造るのです。家庭科からすべてを備え、そして男性純潔学部もつくるのです。純潔も、男女純潔学部にならなければなりません。女性を立てて復帰です。堕落とは何ですか。天使長がエバを誘惑したでしょう? 純潔大学の出発とともに、各学科をつくっておいて男性まで編入させるのです。では、男性の皆さんは、純潔女性と結婚しますか、堕落女性と結婚しますか。これは、世界の名門学校になるのです。その国の学者、その国の名の通ったすべての人が純潔学部の女性を嫁にしようとし、男性を婿にしようとするのです。

 純潔学部は、三年以内に……。総長を中心としてこれを動かし、十の大学を中心として、教育部の認可さえ出れば、一度に四学年をつくるのです。一学年は、最初に鮮文大学でして、それから女子大を連合して二学年、三学年、四学年まで学生を募集するのです。純潔の人がいれば、一つの総合大学を造り、ソウル大学を一つ借りるか、延世大学を借りるか、梨花女子大を借りるかして、そこで純潔学部二学年、三学年、四学年を編入させて連結しておくことができるのです。そして、卒業する時には、鮮文大学純潔学部の卒業証書を与えるのです。

 最近、高等学校の学生たちが、特に実業高校の学生たちが、なぜリュックを背負って通っているのでしょうか。自分の生活用品を入れて通うのです。女子実業高校に通う子供たちは、靴も、服も入れて通います。学校を出て、靴を履き替え、服を着替えてどこに行くのか知っていますか。繁華街に行くのです。家で父親と母親に、お金をくれというのは簡単ではありません。ですから、梨花女子大の学生についていき、女子大生についていくのです。ついていきながら、紹介してもらうのです。そのようなことをしてこのような姿になりました。それが今問題になっています。梨花女子大は、見る影もありません。ですから、純潔女性を捜し出すことは、金脈を探し出すことよりも難しいというのです。サタンがこのように滅びるようにしておいたのです。(二九二-七四、一九九八・三・二八)

 今回、鮮文大学では、学生の倫理規範を宣布してしまいました。この学校では、タバコも吸いません。アヘン(麻薬)はもちろん、恋愛もしません。恋愛をしようとすれば、校長先生の「してもよい」という承諾を受けなければなりません。革新運動が展開しています。それをしなければなりませんか、してはいけませんか。文総裁が主張していることは、正しいことですか、悪いことですか。皆さん、文総裁に従っていきますか、世の中に従っていきますか。世の中に従っていけば、間違いなくごみ箱に入っていきます。ごみ箱に入っていくというのです。文総裁が知っている知識をもっていけば、世界最高の指導者になり、最高人脈の中心存在になることができます。(二七四-九一、一九九五・一〇・二九)

 解文大学に純潔学部を造ろうと思います。今、その青年たち、学生たちが道義的な宣布をしました。祝福家庭の子女たちが堕落したならば、自分の一族の父、母、おじいさん、三代が引っ掛かるのです。そのようなことは、天が考えただけでもぞっとします。見るのも、考えるのも嫌だというのです。純潔を守らなければなりません。(二七五-二一四、一九九五・一二・三〇)

 鮮文大学では、純潔女子学部を始めました。お母様のように美人で、美しいと同時に謙虚で、謙虚であると同時に威厳があり、内外の、霊肉の実力を備え、どこに行っても、壇上に立てても自信満々で、昼でも夜でもすべてを感動させ得る力を備えた、そのような女性に解放しなければなりません。そして、女性たちが自分の国の夫たちを再教育することに価値をおく、ということが今から展開していくのです。(三〇二-二三三、一九九九・六・一四)

 純潔教育が今始まったのですが、全員講義しなければなりません。純潔講師たちがこれだけではいけません。それこそ学校ごとに責任者まで選定しようとすれば、現在の教師たちを中心として教育させ、訓読会式に教育すればすべて終わるのです。教師たちは、いつも聞くことは好みません。自分の学校で純潔教育を、一次、二次、三次、四次とすれば、自分たちがすると言うのです。ですから、自分たちがして学校当局が責任をもつことができるようにしておけば、私たちは、報告を受け、特殊な教師たちを教育し、特殊な学生を一つの班の中に何人ずつか選んで教育するのです。それこそ精鋭をつくり、その学校で、運動の先鋒分子をつくらなければなりません。

 そして完全に基盤をもち、崩れた学校内の教権を再び立てるのです。その人たちが感動して、道端でも、学校周辺でも、昼夜学生たちが思いどおりに悪いことができないようにするのです。社会運動に展開させるためには、校長を中心として先生たちが立ち上がらなければなりません。それから、学生たちを中心として、班ごとに訪ねていって学生の父兄たちを教育すれば、学生の父兄組織が自動的にできるのです。今から教材を作って教育しなければなりません。鮮文大学で教材を作って分けてあげるのです。一度だけ一通りやれば、堕落論や復帰原理や再臨論を一時間以内に簡単に話してあげることができるのです。「具体的にやれば、何年、何カ月でもすることのできる内容がありますが、摂理に従ってこの学校に合うように組みます」と言うのです。そのようなやり方で、概念をまとめて推し進めていかなければなりません。

 それを研究して、今後、放送局を通してするのです。放送局で駄目ならば、ラジオ放送で、私たちが時間を買って放送するのです。そのようにすれば、学生たちが喜びます。「私たちがしていた純潔教育が放送される」というのです。ラジオ放送、テレビ放送でもするのです。十二時以降は放送しません。十二時以降に新しく一時、二時まで全国に放送できるように交渉するのです。教育部で支持できるようにするのです。放送局まで活用しなければなりません。そのようにすれば、六ヵ月以内に四千万を、学生、大学生、教授たちを一箇所に座らせておいて、教育することができるのです。ニューヨークでも現在、放送で訓読会をしています。その影響が大きいというのです。その次には、訓読会式で朝、昼、夜に三十分ずつするのです。そのようにすれば、完全に思想武装することができます。(二九五-九八、一九九八・八・一七)